前田あけみ (月曜日, 01 4月 2024 00:23)

2024年3月31日
明日は2024年4月1日、介護保険の改正の年度で、うちのような小さな訪問介護の事業所は試練の年のスタートでもあります。何と訪問介護は報酬が減るんです。
ヘルパーさんや多くの介護職の方々のための処遇改善金は上がるので、それがメインと言わんばかりの策ですね。それは実、本当にありがたいのです。でも、今の処遇改善金はといえば何通りがあるのでしょうか、それらを確保するための計画書、そして報告書を出さないと、その処遇改善金はもらえない。大きな事業所も、吹けば飛ぶような事業所もやることは同じ。もううちのような事業所は辞めていただいていいよ！っていわれているようです。ややこしい制度も、2024年度からは一本化で、手続きも簡単になります、だから訪問介護は報酬減に致します、ですか？訪問介護の事業所は黒字が多いから？サービス付き高齢者住宅の訪問介護や、特定事業所の訪問介護と違って、在宅の訪問介護事業所のヘルパーの現実を知っておいででしょうか？今回の決定は本来の在宅の訪問介護事業所いじめです！よ。
30分のオムツ交換、45分の家事援助のため、暑い日も雨の日も寒い日も、時間をかけて訪問する在宅ヘルパーの現実を知っておられるのでしょうか。ヘルパー皆、高齢化です。在宅は誰が支えるのでしょう。皆、施設へ行きましょう、ですね。無論、施設で安心の方々も多いんですよ。
医療にこんなややこしい制度があるのでしょうか？
人生の最後の最後、皆さん医療を受けられます。助けてほしい、何とか命を助けてほしいから、当事者も、家族も。わかります。でも、特別重病や難病等でない限り、看護師やリハビリは介護保険の対象で、医療は点数も高く、終末期になれば、医療が介護保険の点数を占めてしまいます。オムツ交換や食事等ヘルパーも必要ですが、医療で介護保険を使い切ると、ヘルパーの事業所は介護保険で請求はできなくなります。それがわかっているから、ケアマネージャーは自費サービスを展開しているうちのような事業所に声をかけます。
訪問介護（ヘルパー）は1時間未満の介護で約4,300円（介護保険＋自己負担）→ちなみに訪問看護は約倍かな？うちの場合、自費サービスは1時間2,000円、同じサービスでも介護保険の半額以下。でもヘルパーの人件費は介護保険と同じ。介護保険の認定の報酬は決まっている、ではサービスを担う事業所で分け合えばいいのに、いえ、必ず医療が先に介護報酬カウントなんです。
それでも特に家族さん、医療に頼りたい心理はわかりますので、涙して（現場のヘルパーは精一杯仕事をしています、涙するのは事業所！）頑張っているんです。でも今回の改正で、もう限界かな？大手しかやっていけませんね。特に要支援という、総合事業は全くひどい。45分の家事援助でヘルパーさんの給与は、交通費・処遇改善金を入れても1,400円位。移動時間等考えると、何という待遇でしょう。おまけにヘルパーさんは登録さんが多く、まさに日雇い、出来高制で事業所は運営を保っているのはこの雇い方のおかげ（ひどいね）なんです。うちのヘルパーさん達も皆さん高齢の方が多く、ありがたいのですが、若い人にこの仕事を求めるのは無理がありますね。
嘆いていてもしかたがない。この仕事の大事さ、必要さを伝えていくしかないのです。時間はかかるかも。
あなたはどう生きたいか、どう死んでいきたいか。全て年長者から、病の人から学べる、こんないい仕事はないと思うけど。
医療も介護も、無駄使いせず、自分らしく生きるにはどうしたらいいかを想像する、困ったときは、助けて、手伝ってと言えばいい、それでいいんですが。
何とかやっていくしかないかな？

前田あけみ (火曜日, 23 3月 2021 22:28)

2021年、まだまだコロナの勢いは止みません。
春の選抜、大相撲春場所、オープン戦…、聖火ランナーは走るのでしょうか？
3.11　１０年が経ちました。大変な時期、何が大切なのかよーく見極める。皆様も御身大切に。この厳しい最中、訪問のヘルパーさん達、ありがとうございます。

前田あけみ (月曜日, 10 8月 2020 15:05)

管理人Ａさん、いつもありがとうございます。
ヘルパーさんが見てくれると嬉しいですが…。
コロナ禍で施設や病院のサービスが減っています。ヘルパーも運び屋にならないよう、注意なのですが。少し自費のサービスが減ってきたかな？それもコロナ禍ででしょうか。暑い時期です。コロナもそうですが、熱中症にも要注意。ほんまにヘルパーさんには感謝です。

管理人A (月曜日, 27 7月 2020 19:03)

ヘルパー検索で引っかかるように、ちょびっと変えました。

前田あけみ (土曜日, 30 11月 2019 14:34)

写真をアップしました！